今回は、第1回ということで、田舎暮らしサポート委員長の江連 英さん、比呂子さんご夫妻にインタビューしました。
Q. 手良地区への移住は?
2017年3月に埼玉県さいたま市から移住。(現在移住8年目)
Q. 家族構成は?
夫婦、子ども3人(移住時小3、小1、年長)
Q. 移住してきた理由は?
妻の実家が手良に有り、子育てを考えた時に伸び伸びと子育てしたかった。
田舎暮らしが性に合っていた。
盆正月に帰省した時に、子どもたちが「手良に居たい」と言っていたことも理由になった。
移住時には、子どもにも相談したが、簡単にOKしてくれた。
Q. 手良に移住してきて、良かったことは?
広い土地に家を建てられた。
子どもを安心して外で遊ばせられる。(移住前は、自宅も隣の家が目と鼻の先だった。)
子どもに関わる時間が多くなった。
朝昼晩、春夏秋冬の時間を感じて過ごすことができる。
野菜が美味しい、水も美味しい。それが嬉しい。
地域の方から野菜を頂くことがある。自分で作った採れたての野菜が食べられる。
Q. 移住して、生活の中で変わったことは?
子どもの進級に合わせて、3月に引っ越し。3月から7月まで職探しをした。
転職はしようと思っていた。(仕事を変えた。現在はオンラインでできる仕事に就いている。)
仕事がネックで、移住を諦めることはない。どんな仕事をしたいかが大事だと思う。
ある意味、勢いだけで移住した感じだったが、「なんとかなるでしょ」の精神で移住してきて、それも良かったと思う。
Q. 手良地区に移住してきて、生活する上での困りごとはありますか?
生活費は埼玉よりかかる。自治会費も手良のほうが高い。
車も必需品だから、維持費もかかる。
子どもたちの送迎は大変(公共交通機関が手良には通っていない)。だけど子どもと関わることも楽しみ。(以前はそれがゆっくりできなかった)
Q. 手良地区の好きなところはどこですか?
手良小の雰囲気。地域と関わりながら育つ。少人数の学校ゆえに、必然的に年下の子の面倒を見て、育つ。(「仙丈班」といい1年生から6年生までの縦割り班が作られ、一緒に活動することも多い。中学でのリーダーシップ発揮に役立つ。)
個人を伸ばせる。(学校でも個人に目が届く。他の学年の先生でも名前を覚え、しっかり個人を見てくれる。)
地域の人と関わることも多い。(行事も地域ぐるみで行っている。)
上記の結果、自分の力を目一杯に発揮することができる子どもになる。(自己肯定感の強い子が育つと思う。)
有線放送やケーブルテレビなど、地元の情報を取り上げてくれる媒体が多いので、子ども達がテレビに映ったり、音声での子どものインタビューも聞けたりして、保育園や小学校での知らない部分を知ることができて、親としてはうれしい。
家に居て、楽しめることが多い。ピザ釜を自宅敷地に作った。畑で自家菜園。テントを敷地内に張ったりして、キャンプに行く必要もないなど。それも全部無料でできる。
自分の家で何かやっても誰にも怒られない。
手良では、自宅敷地が広くなったことで、自分のテリトリーが広がった。それによって心のゆとりができた。(空間占有率が上がったことで、心にゆとりができた。)
知らない人にも手厚いけど、知っている人にはなおさら手厚い。フットワークが軽くて、人の為に尽くす人も多い。(困りごとをさらっと話しても、何かしてくれる人が多い。)
〇〇ちゃんのママではなく、私のことも下の名前で呼んでもらえる。それによって自分も認められている感覚になる。(手良地区ではこれはあるあるの出来事で、屋号で呼ぶ、下の名前で呼ぶが多いです。)
Q. 手良の四季を通して過ごしてみて、夏と冬はどうですか?
標高が高いことで、四季を通して紫外線が強い。
でも夏は他県より涼しい。
冬は寒い。雪が思ったより降らない。(新築住宅は断熱も良くなっているおかげもあるかもしれないが、普通に寒さにも慣れる。)
1年を過ごすと手良がわかる。
Q. 手良のお薦めポイントはどこですか?
夕焼けと360度ビューの景色(標高が高く、圧迫されるものが少ない景色。)
手良地区にある蟹澤桜公園からの景色。
あちこちの花火が自宅に居て、見える。
手良の人の人柄。(言葉は荒い人も居るけど、心は温かい。)
手良保育園と手良小学校。
日当たりが良く、洗濯物もよく乾く。(湿度が低い。晴天率も高い。)
災害が少ない